失業率が5%超とか、学生の就職内定率が10月現在で過去最低というニュースが流れています。しかし、もちろん採用される人が全くいないわけではなく、採用される人は採用されていますし、複数内定をもらう学生もいます。こうした個人差をまず認めて、採用される要素が何なのか欠けているものを補おうとすれば良いのですが、全体の悪いニュースがそうした差をあいまいにして個人の問題を隠してしまうために、結果的にいつまで経っても個人の問題が解決しないという側面があります。
「どうしたら就職できるのか」その答えは企業によって違います。しかし、企業に判断される前に自分の側で準備できることがあります。また、就職はスタートラインであり、決してゴール(目的)ではありません。その先に何を見すえ、何をするかが大事です。
人は働くことによって社会とつながり、他人とつながり、生計を立てます。知識や影響を得ながら内面やライフスタイルも変化していきます。こうした『自分自身の変化』を無視して、単に「お金」のためだったり「夢」のためと短絡的に考えてしまうと苦しくなります。
くいのない人生を。